総合メディカル「ファーマシーフォーラム2024」開催報告 | そうごう薬局グループ
お知らせ
2024.09.20
総合メディカル「ファーマシーフォーラム2024」開催報告

当社グループの総合メディカル株式会社(以下、総合メディカル)は9月8日(日)、今年で27年目となる社内学術大会「ファーマシーフォーラム2024」を開催しました。

当日は大手町サンケイプラザ(東京)に約400名の薬剤師・事務スタッフ・管理栄養士などが集い、オンライン配信とのハイブリッドにて開催しました。

企画・運営は薬局に勤務する薬剤師・事務スタッフで構成された実行委員会が担当し、一般演題発表(口頭発表・ポスター発表 全50演題)のほか、実行委員会特別企画として在宅推進部・デジタル事業推進部による社内講演や、薬局で活躍する社員の取り組みを紹介する動画上映、健康イベント開催運営のポイント紹介など、今後の学術研究発表のヒントとなる企画を実施しました。

 

■ 一般演題発表について

みよの台薬局 要町店の岡薬剤師・山下薬剤師は、3ヶ月間に応需した麻薬注射薬処方と疑義照会の内容、医師や訪問看護師などから受けた処方設計に関する相談内容などを分析し、麻薬無菌調剤を継続して対応するための業務の効率化や知識・技術習得の必要性について考察しました。

 

ハロー薬局 則武店の垣内薬剤師は、ステロイドのドライパウダー吸入製剤を継続して使用する患者の吸入手技について、吸入トレーナーを用いて再評価を行う取り組みを実施しました。その結果、18名中9名で何らかの手技における問題点が確認され、一部の患者では吸入力が十分でないことからエアゾール製剤に変更を提案するなど、長期に吸入薬を使用する患者への薬剤師の継続的なフォローアップの必要性について発表しました。

 

総合メディカルの代表取締役社長 坂本賢治は、今回の社員の研究発表に際し、当社の使命である「よい医療を支え、よりよい社会づくりに貢献する」を実現するため、研鑽から得た学びを積極的に展開し、薬局の価値を高めることにつなげていくことの重要性を強調しました。

 

開催概要

総合メディカル「ファーマシーフォーラム2024」

開催テーマ「学びを深め、薬局の価値を高めよう」

 開催日時: 2024年9月8日(日)

 開催方法: ハイブリッド開催(現地会場とオンライン配信)

 開催会場: 大手町サンケイプラザ(東京都千代田区大手町)

参加者

総合メディカルグループ社員  約600名

 (現地会場参加 約400名、オンライン参加 約200名)
開催内容

【一般演題発表】

  薬剤師演題(口頭・ポスター) 45演題

  薬局事務演題(口頭・ポスター)5演題

【実行委員会特別企画】

  「在宅医療・医療DXの現状と展望」講演

   講師:在宅医療推進部・デジタル事業推進部

  「活躍社員を知ろう!」動画上映

   ・在宅医療・無菌調剤について

   ・業務タスクシフトの取り組みについて

   ・学術研究推進について

  「地域とつながる健康イベント紹介」

   (アウトリーチ型健康イベントの企画・開催の工夫)

 

 

 

代表取締役社長 坂本による開会挨拶
(オンライン)

 

代表取締役副社長 ヘルスケア事業部門長 三木田による閉会挨拶(会場)

 

ファーマシーフォーラム2024実行委員会

 

ポスター発表会場の様子